先日ブログにも書いた通り、2回目の『一年点検』を受けてきました。



今回の代車としてW213前期型の『 E200 4matic 』をお借りしました。

お借りしたのが数日でしたので、写真は少なめです。

今回も車好きだけれども、車に関して全くの素人の私愛車と違うクルマに乗ってみた感想を、坦々と書き留めておこうと思います。

E200 4maticの外観について

代車はW213前期の『E200 4matic』のセダン。
恐らく「アヴァンギャルド」か「スポーツ」のグレードです。

ボディーカラーは「オプシディアンブラック」。
黒色は重厚感が増しますね。

最新のEクラスはテールランプが横長になりましたが、お借りした車両は前期型なので縦長です。
前期型はリアの見た目がSクラスのようでドッシリした印象があります。

写真では見えにくいですがタイヤは「ミシュラン PRIMACY 4」。
ホイールは定番の5本スポークのAMG仕様。
W212よりダークカラーで引き締まって見えます。

ボディ横からの写真も撮ったのですが、人がたくさん映りこんでしまっていたので掲載は断念。

E200 4maticのインテリアについて

インパネは現行Eクラスとほぼ同様。

横に大きく連なる液晶メーターとナビ画面。
2022.E200-4matic (5)

ステアリングはA・Bクラスと同様の3本スポーク。
2022.E200-4matic (10)
タッチセンサーを使った最新のツインスポークのものより、ボタンがあるこっちの方が私は好き。


次はドア周り。

同じような年式のA・B・Eクラスに代車で乗りましたが、パワーウィンドウスイッチのデザインは共通。
ただしEクラスは少し前傾していて、肘置きから自然と触れる位置にあります。
2022.E200-4matic (8)
ドアパネルも革張り。
ブラックの木目は樹脂コーティングされたようなW212と違ってサラサラした触り心地。
2022.E200-4matic (11)

次は後席からの眺めです。

サンルーフが付いてないせいか、室内は暗めで前席に座ると圧迫感が少しあります。
2022.E200-4matic (12)

メーターは総液晶パネル。
2022.E200-4matic (13)
※エラーの出てるところで恐縮です。

情報量が多いのでゴチャゴチャして見えますが、慣れてしまえばとても見やすいです。

次はナビ周りです。
残念ながらタッチパネルではないタイプで「MBUX」無し。
2022.E200-4matic (14)

ナビ画面は12.3インチ。A・Bクラスのものより一回りぐらい大きいです。
2022.E200-4matic (26)

4連の"エアコン吹き出し口"と"エアコンパネル"です。
2022.E200-4matic (24)
エアコンパネルはA、Bとほとんど同じようなボタン形状です。

最近のメルセデス全般に言えるのですが、W213もハザードは目視しないと押し間違えるので、ちょっと違う場所に配置するか少し凸面を付けて触っただけで押せるようにしてもらえると嬉しいです。

欧米は運転しながらハザードを付けるなんてことしないでしょうから仕方ないですが・・・。

センターパネルは「コマンドコントローラー」があり、開閉式のカバーの下に「カップホルダー」と「USB接続口」があります。
2022.E200-4matic (9)
この車両はコマンドコントローラーですが、Eクラスもマイチェン後にタッチバッドになりました。
個人的に"タッチパッド式"よりこのダイヤル操作の方が好みです。

アンビエントライトはこんな感じ。
2022.E200-4matic (25)
メーターフードまで光っていたのは後で写真を見て気が付きました。

色はディーラーの初期設定のままなのでケバケバしいですが、光る場所自体は嫌いじゃありません。
2022.E200-4matic (22)

助手席にも回り込んでいます。
設定次第だと思いますが、足元やドア収納の辺りまで常に光っています。
2022.E200-4matic (23)


次にトランクです。

Eクラスのセダンの容量は370~540Lとのこと。
2022.E200-4matic (3)
セダンにしては結構広めで、横がえぐれているのでゴルフバックも横に入るとのこと。
後部座席を倒さなくても3つは入るそうです。

珍しく電動で開閉しないタイプです。
2022.E200-4matic (4)
セダンのトランクは電動じゃなくてもいいじゃない・・・と思っている方なので全然OK。

ラゲッジ下も結構広かったですが、写真を撮り忘れました。

E200 4maticを運転した感想

まずはスペックから確認。

エンジンは1.5リッター4気筒直噴ターボ、184馬力・トルク280Nmの「M264-EM0018型」。

EM0018が付いているのは48Vリチウムイオン電池を搭載した「BSG」モデルだから。
いわゆる"マイルドハイブリッド"車両です。

ミッションは9速のトルコンAT。さらに「4輪駆動」というレアな車両。
2022.E200-4matic (17)

ボディサイズ:全長4930×全幅1850×全高1460mm
ホイールベース:2940mm
車両重量:1780kg
エンジン:直列4気筒DOHCターボ
総排気量:1,496cc
最高出力:184ps(135kW)/5,800~6,100rpm
最大トルク:280Nm(28.6kgm)/3,000~4,000rpm
トランスミッション:9速DCT
電動機型式:EM-0018
電動機の定格出力/最大出力:8/10Kw
電動機トルク:38(3.9)
駆動方式:4輪駆動
タイヤサイズ:(前)245/40R19 /(後)275/35R19

※出展: カタログ

既に多くのジャーナリストが述べていることですが、1.5リッターで1.8トンの車両を十分に動かすだけの動力性能があります。

パワフルでは無いですが、通常の運転で不満が出るようなことは無いと思います。

旧来のメルセデスが好きな方はどうしても安っぽく聞こえると思いますが、ディーゼルのようなガラガラ音は強いです。

BSGの感想としてはエンジンとモーターが自然な繋がりを伴っていて、素人の私が運転してモーターのアシストを意識するようなことはありませんでした。

そのくらい全く違和感なく運転出来るって凄いです。

次にトランスミッション(9G-TRONIC)はとてもスムーズ。

A35やB180の際に感じたような変速ショックはありません。

A・Bクラスの時は減速時にガチャガチャする感じがありましたが、そのようなこともありませんでした。

ハンドリングは軽めですが適度な重さです。
車格相応の重さだと思います。

次は4maticの感想。

A35の時のようにミッションの辺りで「ガキンガキン」いうことなく、これもまたフルタイム四駆を意識することのない自然な運転フィールでした。

トルク配分は固定式で後輪メインということなので、通常のEクラスと乗り味が大きく異なる点は少なさそうで、雨天の高速道路とか雪道とかで本領を発揮するタイプの4駆だと思います。

色々細かいことを言ってますが、総じてE200は好印象。
元々愛車が4気筒のベンツなので違和感もありませんし、パワー不足も感じませんでした。

運転フィールもゆったりしていて自分好みです。

まだまだ愛車は元気ですが、ステーションワゴンのS213のE200なら次期愛車候補としても良いかなと思いました。

以下は過去の一年点検・車検時の代車のレビューです。
素人の感想ですが、よろしければご覧下さい。

【Mercedes-Benz B180(W247)の代車】※2021年


【Mercedes-AMG A35 (V177)の代車】※2020年