平日昼間に成田に行く用事があったので、ついでに成田山で鰻を食べることにしました。
三島の鰻は何度か食べていたのですが、成田山の鰻は今回が初めてです。
今回は以前から行ってみたかった「駿河屋」に行きます。
横浜から2時間弱で成田山へ到着
横浜から高速使って2時間弱ぐらいで着きました。平日とはいえ参道付近は人が多いかもしれないので、成田駅前の大きなコインパーキングに車を留めます。
参道は平日の観光客が少なく閉まっている店が多い
参道に入りました。観光客はほとんどおらず、人通りも少ないです。
コロナ禍だからか、平日昼過ぎだからかでしょうか。
これならもう少し参道寄りの駐車場に車を留めても良かったかもしれません。
お店は半分くらいが閉まっています。
こちらの「藤倉商店」は竹細工や籐を扱うお店だそうです。
こちらも趣のあるお店ですね。
「大野屋」も臨時休業です。
登録有形文化財だそうで、開いていたら中を覗いてみたかったので残念です。
鰻で有名な「川豊」です。
駿河屋が閉まっていたらこちらに行く予定でした。
元々旅館だった建物で写真映えしますね。
私以外にも観光客の方が何人か外観を撮っておられました。
鰻も美味しいと評判です。
でも一旦スルーして駿河屋に向かいます。
「駿河屋」に到着!
成田山新勝寺の少し手前、「駿河屋」に到着しました。
アド街で見て、以前から来てみたかったお店です。
外から見える場所で鰻を焼いています。
この位置からでも香ばしいタレの香りがします。
本来は行列必至のお店ですが、待っている人はいません。
なので入店するとすぐに席に案内して頂けました。
1F奥のテーブル席に案内されました。
テーブル間にパーテーションや仕切りはありませんでしたが、所々座席が間引かれています。
お品書きです。
事前に確認していた食べログのレビューでの値段や、公式ホームページのメニュー表と少し値段が違う気がします。
数百円値上がりしてますね。
ですが、そんなことは些細な事。
「うな重」「特上うな丼」「大井川共水うな重」から選びます。
店員さんに聞くと「大井川~」は数量限定だそうです。
せっかく来たお店です。
今回はこの「大井川共水うな重」(¥6,270)にします。
店員さんに「焼き上がりまで20分程掛かる」と告げられましたが、予告通り20分程してお膳が運ばれてきました。
堂々たるお重です。
老舗だとお重の色が剥げていたり傷だらけだったりしますが、お重もお吸いのお椀もキレイです。
蓋を開けたところは嫁さんのiPhoneの写真の方がキレイだったのでそちらを採用です。
大きめの鰻が入っています。
しっかりと焼き目の付けられた鰻の香りは、参道を上がってきた疲労感を忘れさせてくれますね。
大きめの鰻が入っています。
しっかりと焼き目の付けられた鰻の香りは、参道を上がってきた疲労感を忘れさせてくれますね。
早速一口頂きます。
お箸でふわっと切れる柔らかな肉感で、皮までキレイに切れます。
いやーうなぎがめっちゃ旨いです。
奥さんと「うん!うん!」と語彙力を失いながら食べ続けました。
キチンと小骨がとられており、かつ肉厚で過度な焦げ等による苦みもありません。
人によっては味気ないと思うかもしれないくらい、味はさらっとしています。
山椒をほんの軽く降っても、ピリっという舌への刺激も素直に感じられます。
続いて「肝吸い」です。
フタを開けるとお出汁と三つ葉の香りがフワッと広がります。
上品ですね。
お出汁はありきたりなものですが、肝はプリプリと弾力がありつつ歯を入れると柔らかく切れます。
また肝に苦みがありがちですが、苦みも抑えられているので食べやすいです。
さて次は「お漬物」です。
きゅうり・奈良漬け・ゴボウ・大根です。
適度な箸休めです。
フワッとした鰻の食感に対して、ポリポリとした良いアクセントを与えてくれます。
奈良漬けは単体でご飯を必要とするほど、しっかりとした塩味があります。
追加のタレも各席に用意されます。
半分程食べた後、追いタレしてみると風味が増して美味しいです。
なお、注ぐと必ずと言っていいほど垂れてくるのでお手拭き必須です。
お高いですが、満足しました。
大井川共水うなぎは静岡産のブランドうなぎですが、素材の良さだけでなく仕事が丁寧で手間が掛けられている印象を受けました。
通常の平日、休日やお正月なんかは混んでいることが予想されるので、空いた時間に伺えたのは重ね重ねラッキーでした。
ご馳走様でした。
【駿河屋 HP】
【駿河屋 地図】
成田山新勝寺
「駿河屋」から少し上がったところに「成田山新勝寺」がありました。初詣や歌舞伎の市川團十郎と縁のあるお寺で有名ですね。
参道とお寺の敷地の間に、総門と呼ばれる大きな門があります。
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